ベンは気に入らないのか「もう! 演じなくていいんだよ、ふざけないでくれ」と中断し「人間はそんな風にふるまわないでしょ! もっと普通にやってくれればいいんだ」とまたもやリテイクすることに。
このどこか噛み合わないやり取りだけでも十分面白いのだが、テイク3に入るとますますヒートアップ。ベンが「彼らに興味を持たせるように説明をしてほしいんだ。たとえば『“ジェイソン・ボーン”または“バットマン”に会いに来てよ』みたいな」と、マットが長年演じている「ジェイソン・ボーン」とベンが演じた「バットマン(6代目)」を引っ提げてPRするよう伝えるも、マットは「ロバート・パティンソン(現役のバットマン)に会えるの!?」と切り返す。これに対しベンは「違う! まあジェレミー・レナーはいるだろうけどね」と、マットが主演を務めたジェイソン・ボーンシリーズのスピンオフ作品『ボーン・レガシー』(2012年公開)で主人公アーロン・クロス役のジェレミー・レナーを挙げて反撃。「ジェレミーはジェイソン・ボーンを演じていないでしょ。彼はジェイソン・ボーンシリーズの世界を広げただけさ」とマットが異論を唱えると、「ジェレミーはその映画をより一層おもしろくさせた」と賛成するベン。最後にはマットが「ロバート・パティンソンは君の仕事を奪ったけどね」とジャブをかまして2人の“漫才”は終了する。
大ヒット映画『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』(1997年公開)でともに脚本を務め、共演したベンとマットは幼少期の頃から親交があり、かれこれ40年以上の友好関係を築き上げている。そんな深い信頼関係のある2人だからこそできるジョークのやり取りにファンも心が和んだに違いない。ベンが投稿した動画には「『ロバート・パティンソンは君の仕事を奪った』でウケた」「ベンは永遠にバットマンよ!」と多くのファンから反響があり、なかにはトレードマークだった口周りの髭を剃ったことで劇的イメチェンしたベンに「一体なにがあったの?」というコメントも見受けられた。
画像2枚目は『Ben Affleck 2020年10月16日付Instagram「Matt and I have joined forces with @omaze to offer you the chance to come and hang out with us in Hollywood (once it’s safe to travel) and help @easterncongo & @water provide resources and support to communities in need.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MIE)