香取慎吾がテレビ東京で2021年1月スタートする連続ドラマ『アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~』で主演することが分かった。香取にとってTBS日曜劇場『家族ノカタチ』(2016年)以来5年ぶりの連ドラ主演で、テレビ東京のドラマ出演はSMAPのドラマデビュー作『あぶない少年III』から33年ぶりとなる。香取は8月2日にABEMAで生配信されたレギュラー番組『7.2 新しい別の窓 #29』で、テレビになかなか出られない無念さをこぼしたところだった。
『アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~』はSNSでの誹謗中傷をテーマにしたサスペンスドラマで、香取慎吾演じる主人公・万丞渉(ばんじょう わたる)が警視庁に新設された指殺人対策室でメンバーとともに“指殺人”に苦しむ人々の事件を解決しようと奮闘する姿を描く。日本におけるインターネット上の匿名(アノニマス)比率は高く、誹謗中傷や炎上などが後を絶たない。それによって相手を死に追いやるキーボード殺人のことを“指殺人”と呼ぶ。
香取慎吾はSNSをはじめて3年が経つという。『アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~』主演に向けたコメントで「僕はSNSに助けられています。応援してくれているみなさんの言葉に、いつも笑顔をもらっています。でも、始める前に思っていたSNSへの怖さも忘れてはいません」と明かし、「SNSと生きる今。このドラマ『アノニマス』がSNSの闇だけではなく、その先の光も描いてくれたらと思っています」と願っていた。
SMAPが2016年12月31日をもって解散すると、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾は2017年9月8日にジャニーズ事務所を退所して、同月22日に新たな芸能事務所「CULEN(カレン)」で活動をはじめると発表。公式ファンサイト「新しい地図」が開設され3人を表す総称にもなった。「新しい地図」として楽曲を発表したりイベントなどで積極的に活動するなか、2018年4月1日からAbemaTVで月1レギュラー番組『7.2 新しい別の窓』の配信がスタートするも、