海外発!Breaking News

writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】8年以上もチーズサンドしか食べられなかった10歳少年、催眠療法で食物恐怖症を克服(英)

幼い頃に食物恐怖症と診断された男の子は、唯一口にすることができたチーズスプレッドを塗ったサンドイッチを8年以上も食べ続けた。何とかしようとした母親が催眠療法士に助けを求めると、男の子は恐怖症を克服して野菜などを食べられるようになったという。『The Sun』『Mirror』などが伝えている。

英ウェスト・ミッドランズ州コヴェントリー在住のザッカリー・トゥイガー君(Zachary Twigger、10)は、幼少期に食物恐怖症と診断された。これは新奇性恐怖と呼ばれる新しい物、知らない物に恐怖を覚える症状で、ザッカリー君は食べ物に対して恐怖を覚えてしまったのだ。

ザッカリー君の母親ベッキーさん(Becky、38)は発症時のことを「今でもよく覚えています。ザッカリーが1歳半の時、初めて固形の物を食べさせようとしたら、飲み込むことができなかったんです」と明かしている。しかし奇妙なことに、ザッカリー君は市販のチーズスプレッド「Dairylea」は食べることができたという。

食物恐怖症と診断した医師は、ザッカリー君が幼かったこともあり「成長とともに食べ物に対する恐怖は消えていくだろう」と予想していた。しかしザッカリー君はその後もDairyleaを塗ったサンドイッチしか食べることができず、一日に1カップを平らげていたそうだ。

ザッカリー君が食べていたチーズスプレッド(画像は『Mirror 2020年9月2日付「Hypnotherapy helps boy who would only eat cheese spread and would consume tub a day」(Image: Anita Maric / SWNS)』のスクリーンショット)

そんなザッカリー君について、ベッキーさんは「成長とともに他の食べ物を食べてみたいと言うようになりました。中華レストランに行った時、ザッカリーが食べてみたいというので挑戦してみましたが、結局口に含むことすらできませんでした」と振り返る。

かなり偏った食生活だったため、

1 2