昨今は新型コロナウイルスの感染を予防するためマスクの着用が推奨されているが、このたび命を守るはずのマスクがチキンナゲットに混入する事故が発生し、危うく6歳の少女の命を奪いかけた。『Mirror』『The Sun』などが伝えている。
異物混入事故が発生したのは8月4日、英ハンプシャー州オールダーショット(Aldershot)に支店を構えるファストフードチェーン、マクドナルドでのこと。4児の母親ローラ・アルバーさん(Laura Arber、32)は同店で注文を受け取り、自宅に持ち帰った。ソファーに座って食事を楽しんでいた子供たちだったが、そのうち6歳の娘マディーちゃん(Maddie)に異変が起きた。ローラさんは当時の状況をこのように説明している。
「マディーは何かを喉に詰まらせたようだったの! 私は娘の口に指を突っ込んで、それを掻き出したわ。そうしたら青い何かが出てきたのよ!」
「これは何なのって思ったわ。それがチキンナゲットからだなんて思いもしなかったけど、ナゲットの箱を見たら、20個入りのうち他のナゲットからも青い何かが出ていたのよ。」
ローラさんが観察したところ、それは青い医療用のサージカルマスクでチキンナゲットの生地にしっかりと練りこまれて調理されていた。マスクは形が残っており、その生地の縫い目まで確認することができたという。
ローラさんはすぐにチキンナゲットを購入したマクドナルド・オールダーショット店に向かい、店舗責任者と話した。責任者は「このチキンナゲットは同店で作られたものではない」と説明し、