マドンナ(61)が、現地時間7月31日に死去した英映画監督アラン・パーカー氏(享年76)への追悼メッセージと写真を自身のSNSで公開した。パーカー監督の映画『エビータ』で主演したマドンナは、撮影当時の写真を数枚添えて「私に多くのことを教えてくれた」と監督を偲んだ。“クイーン・オブ・ポップ”の名をほしいままに歌手として頂点に上り詰めたマドンナであったが、女優としての成功にも野心を燃やしていた。しかし映画界の壁は厚く高く、5度の最悪主演女優賞に選ばれるなど辛酸をなめた。そんなマドンナを『エビータ』でゴールデングローブ賞・主演女優賞に導いたのがアラン・パーカー監督であった。恩師とも呼べるパーカー監督にマドンナが贈った追悼のメッセージとは…。
英映画監督のアラン・パーカー氏が長期にわたる闘病生活の末、7月31日にロンドンで死去した。パーカー監督は映画『ミッドナイト・エクスプレス』(1978年)、『フェーム』(1980年)、『エビータ』(1996年)をはじめ数々の名作を世に送り出してきた。
パーカー監督の代表作のひとつ『エビータ』で主役エバ・ペロンを演じたマドンナは、自身のSNSでパーカー監督とのツーショットや映画ポスターなど5枚の写真を投稿し、監督を偲ぶメッセージを綴った。
「アラン・パーカーが亡くなったという知らせを聞き、とても悲しみました。映画『エビータ』で一緒に仕事をした彼は、私がこれまでに会った最も素晴らしい監督の1人でした。私に多くのことを教えてくれた。私を信じて、限界に挑戦させてくれた。そして、驚異的な映画を作った。ありがとう!」
マドンナが演じたエバ・ペロンは、アルゼンチン大統領夫人として国民に最も愛された英雄的存在の人物だ。マドンナはこの役でゴールデングローブ賞のミュージカル・コメディ部門で主演女優賞を獲得、同作品はミュージカル・コメディ部門での作品賞と主題歌賞を受賞した。
映画界でのキャリアを積むため数々の主演をこなしてきたマドンナだが、