“クイーン・オブ・ポップ”ことマドンナが現地時間6日、英ロンドンで行われた抗議デモに参加した。「アメリカだけでなく世界中で起こっている歴史的ムーブメントを、子供達が自身の目で直視することが大切」というマドンナはこの日、両手に松葉杖を携えながらの参加となったデモ風景をInstagramで公開した。
白人警官による非人道的な暴力によりジョージ・フロイドさんが命を落とした事件を受け、全米各地で抗議デモがさかんに行われている。この動きはアメリカ国内にとどまらず、アジアやヨーロッパ、オセアニアにまで拡大しており、“Black Lives Matter”(黒人の命は大切)、“White Silence Is Violence”(白人の沈黙は暴力)といったメッセージを掲げながら、世界各地でマイノリティーの権利や平等を求めるデモが起こっている。
長女ローデス、長男ロッコに加え、マラウイから迎えた黒人の養子4人の母でもあるマドンナは英時間6日、子供達とともにロンドンで行われた抗議デモに参加した。靱帯の損傷や膝の痛みを抱えているマドンナは両手に松葉杖を携えながらの参加となったが、のちに
「家族とイギリスで平和的な抗議デモに参加しました。国会議事堂からダウニング街10番地(英国首相官邸の代名詞)までを歩きました。」
「あの場所で過ごすことができて光栄でした!! アメリカだけでなく世界中で起こっている歴史的ムーブメントを、子供達が自身の目で直視するのは大切なことです。」
とInstagramに綴り、さらに#davidbanda #mercyjames #estere #stellaと4人の子供達の名前を添え、抗議デモの様子や街の人達のリアルな姿を収めた写真を多数公開している。
Twitterには現在、思いがけずマドンナと遭遇したファンらによる動画も多数アップされている。それらの中にはマドンナが“No Justice, No Peace”(正義なくして、平和はない)と声をあげながら歩いたり、