ギャル系ブランドをはじめガールズファッションをリードしてきたセシルマクビー(CECIL McBEE)が、業績不振から年内を予定に都内・渋谷の商業施設“マルキュー”ことSHIBUYA109にある店舗をはじめ43店舗全てを閉店することが分かった。女優の篠田麻里子が7月20日、Twitterで「ありがとう! 青春のセシルマクビー!」とつぶやいたのをはじめ、セシルマクビーを愛用した青春時時代を思い出した人々によるツイートが飛びかっている。
セシルマクビーは1980年代からギャルブランドを展開して人気を集め、SHIBUYA109の店舗は「ギャルの聖地」と呼ばれた。アーティストの浜崎あゆみやモデルの鈴木えみも愛用したことでさらに人気となるが、ギャル系ファッションのブームが下火になれば2017年にブランドコンセプトを「モテ服No.1」に刷新してイメージモデルに白石麻衣(乃木坂46)を起用するなど時代の変化に対応する努力もしていた。しかし近年は売り上げが低迷しており、新型コロナウイルスの影響でさらに業績が悪化したという。
篠田麻里子は福岡県糸島市出身で地元の高校を卒業してから上京。2005年にAKB48のオープニングメンバーオーディションを受けて落選するが、AKB48劇場内のカフェでスタッフ「カフェっ娘」として働くうちに人気が出て、2006年に人気投票で1位となりAKB48メンバーとなった。20歳頃のことだ。
篠田はAKB48に入る前のことを「上京して初めて行った109 セシルマクビーで洋服買った10代!」、「マルキューでセシルに行った事だけで地元の友達に自慢できました ありがとうセシルマクビー」と振り返ったところ、