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writer : flynn

【海外発!Breaking News】暴風雨直撃の南ア・ケープタウン 住民が自作ボートで道路を渡る様子に政府批判の声も

彼はベニヤ板をボートにして、プラスチックの椅子を真ん中に置いてそこに座り、木の棒で押しながら進んでいるのだ。この動画に「民主化になって20年以上経つのに、まだこんな生活をしている人がいる」と政府への批判の声も出ているようだ。

被害の大きかった地区の担当者コリサ・ングウェカジさん(Xolisa Ngwekazi)によると、このような洪水は毎年発生しており、その対策計画は市に提出しているとのこと。しかし市はこの地区の開発事業にばかり注目しており、洪水対策を無視しているそうだ。一方でケープタウン市は翌14日に災害リスク管理チームが被害の大きかった地区を視察、低所得者地域住宅管理チームは洪水対策にプラスチックのシートを配布した。そして市の交通課も道路に撒く砂などを提供したという。

画像は『IOL 2020年7月14日付「WATCH: Cape man seen ‘paddleboarding’ through flooded informal settlement」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)

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