エリザベス女王の夫エディンバラ公フィリップ王配が10日、99歳の誕生日を迎えた。公式SNSには先週に撮影されたという最新ツーショットが公開され、元気な夫妻の姿を喜ぶ王室ファンから多数のコメントが寄せられている。
1921年6月10日生まれのエディンバラ公フィリップ王配が、このほど99歳の誕生日を迎えた。2017年8月に正式に公務から引退後は、ノーフォーク州サンドリンガム御用邸の一角ウッドファーム・コテージで余生を過ごしていたが、新型コロナウイルスの影響にともない3月にエリザベス女王がロンドンのバッキンガム宮殿からウィンザーへ移動したことを受け、フィリップ王配も同時期にウィンザーに合流、現在は夫婦そろって自主隔離生活を送っている。
英時間9日にはフィリップ王配の誕生日に先駆け、ロイヤルファミリー公式SNSを通じて1枚の写真が公開された。フィリップ王配が、よく晴れたウィンザー城の中庭にエリザベス女王と並んだ素敵な夫婦ショットは先週に撮影されたものだという。金ボタン付きのネイビーのブレザーに赤×ネイビーのネクタイを合わせ、堂々とした佇まいを見せるフィリップ王配。その横には黄色の花柄ワンピースにパールのネックレスを合わせ、赤い口紅をつけたエリザベス女王の姿がある。
高齢のフィリップ王配はこれまで度々入退院を繰り返し、死亡説が流れたのも一度や二度ではない。引退後は公の場に登場することが少なかっただけに、こうして2人がそろったレアショットが公開されると、わずか数時間のうちに数十万の「いいね!」が寄せられる結果となった。数々の失言やブラックジョークで周りをヒヤヒヤさせつつもどこか憎めないキャラクターで英国民に長く愛され続けるフィリップ王配だけに、