17日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)ではレギュラーの松本人志(ダウンタウン)と東野幸治が50代、ゲストコメンテーターの泉谷しげるが70代、指原莉乃と兼近大樹(EXIT)が20代と幅広い年齢層がスタジオに集まっていた。この日はまず、政府の“緊急事態宣言”が39の県で解除されたニュースが主題になった。出演者らは宣言が解除されていない東京都内に住んでおり、現在も外出自粛生活を続けているというが、泉谷だけは「しょっちゅう自転車で走り回っている」と苦笑いしていた。
外出自粛について、まずは松本人志が「コロナも敵なんですけど、突き詰めると“欲”との戦いでもある」と語ったうえで、自分は年齢的にも落ち着いているが、若い人は“買い物がしたい!”“友達と遊びたい!”とたくさんやりたいことを我慢するのが大変だろうと同情する。自分が20代の時に今のような状況なら、耐えられないだろうと思うからだ。
しかし指原莉乃は「若い人も、ちゃんと意識を持っている人はいる」と話し、我慢ができない人はどの年代にもいると思うと冷静だ。若者が無症状や症状が軽いまま別の地域に移動して感染を拡大させているなどと、当初は「若者が感染拡大のもと」と盛んに情報番組で伝えられていた。しかし陽性になった高齢者の詳しい行動歴が明らかになると、感染が疑われる発熱や熱の症状が本人や配偶者にあっても旅行に出かけていたり、スポーツジムに通ったりしているケースが続出し、指原の言う通り若者だけが自分勝手な行動をしているわけではないのだ。
泉谷しげるは自分が感染すれば重症化するリスクがある高齢者だと認識しているが、