お笑い芸人のバービー(フォーリンラブ)は生まれ育った北海道夕張郡栗山町で、地元の人々と話し合って「全国から空き家をなくそう」を合言葉に「#栗山町ワクワクプロジェクト」を始動させ、バービー自ら古民家を2軒購入して改修を進めている。取り組みを知った人々からはSNS上で「バビたんすごい」、「カッコイイ生き様!」と反響があった。
Webサイト『日刊Sumai』が3月9日に掲載したインタビューによると、町おこしのために拠点をもとうと考えたバービーはまず約2700平米の土地に建つ古民家を150万円で購入。水道からキッチン、お風呂の発注、工務店への指示まで自分で行いリノベーションしているという。
さらにバービーは昨年9月4日にTwitterで「ねえ、50万円で家買っちゃった」と2軒目の古民家を購入したことを公表して、「買ってから中見たら、かなりヤバかった」、「もうみんなやりたい放題やっちゃって!!」、「誰かDIY好きな人とかいない?」と呼びかけた。
その際にバービーが「とっさにノリでハッシュタグ作っちゃった」と誕生したのが「#栗山町ワクワクプロジェクト」である。
バービーの呼びかけに「民泊やってほしい」、「古民家カレーバーなんてどう?」、「大黒柱の代わりにポールダンスのポールを立てる」、「イッテQの宴会場にする」、「ヒロミさんや森泉さんにお願いしてみたら」などの意見が寄せられた。
『日刊Sumai』によれば、バービーは高齢化で人口も少なく商店街には寂しい空気が漂う栗山町を楽しくしようと構想しており「これといったお土産や名産はないが農作物は豊富」であることに着目。2軒目に購入した古民家を「地元の食材を使った加工品などをみんなで作り出していけるテストキッチンみたいな、カフェバーみたいな場所にしたい」、1軒目の広い古民家は「グランピングやシェフを呼んでの野外レストランのような、栗山町の自然を生かしたワクワクするイベントをやりたい」と考えているようだ。
5月11日放送の日本テレビ系バラエティ番組『人生が変わる1分間の深イイ話』ではそんなバービーに密着しており、