ロケができなくなるテレビ番組が相次いでいるが、テレビ東京でも特番の収録ができなくなり、急遽制作された代替番組が25日に放送された。番組MCの出川哲朗、IKKO、みやぞん(ANZEN漫才)の3名が別々の場所からテレビ電話で繋がり、そこにゲストがテレビ電話で割り込んでくるという実験的なバラエティ番組だったが、「カオス感が凄い!」「放送事故級で面白い」「史上最強にグダグダな最高な番組」とおおいに楽しんだ視聴者が続出した。
ロケが中止になり、構想3日で実現した『出川・IKKO・みやぞんの割り込んでいいですか?』。出川哲朗を中心にテレビ電話で繋がった3人が画面に分割して映し出され、まるでリモート飲み会やWeb会議のようだ。しかしMCであるはずのこの3人の会話がまず噛み合わない。みやぞんは自宅から登場したものの、「みやぞんの自宅は電波が弱いため途切れることがあります」の注意書きがテロップで表示され、発言のタイミングが掴めないため話す前に挙手をするルールができたが、それでもスムーズにはいかなかった。
そこに割り込んできたのがロンドンブーツ1号2号の田村亮だ。ロケが中止になったことを知らない田村は、もともと収録予定だった特別番組『即日配送 おじさん便』の衣装を着て番組仕様の車の前から登場した。出川哲朗から「ロケは延期、もしくは中止」と告げられると、状況を把握できない田村は動揺。「ロンハーの次の復帰の番組だったんですよ」とがっかりした様子で、