イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-mie

【イタすぎるセレブ達】ジョニー・デップの元妻アンバー・ハード 探偵を雇うも「誰一人ジョニーを悪く言う人はいない」

ジョニーの優勢を覆すための証拠(過去にジョニーから暴力や言葉による虐待を受けた人がいないかどうか)を探し出すように依頼された。しかし彼の“任務”は簡単にはいかなかったようだ。バレッシ氏は英メディア『Daily Mail Online』にこう語っている。

「私はアメリカ、フランス、イタリア、イギリスとジョニー・デップが訪れたすべての場所を訪問して聞き込み調査を行いましたが、彼が女性に対して暴力をふるったという事例は何一つ見つけることはできませんでした。」
「30年以上にわたりジョニーと関わってきた多くの人々にインタビューを行いましたが、誰一人彼を悪く言う人はいませんでした。」

こうしてアンバーの悪巧みは終わってしまったのである。

時は遡り2月下旬、英メディア『The Sun』に対してジョニーが起こした名誉毀損訴訟(2018年にジョニーのことを「Wife-beater(妻を殴る人)」と記述した件)がロンドンの高等裁判所にて行われた。そこでは「アンバーを殺してやりたい」という、ジョニーが綴った過去のメッセージが公にされた。2013年11月、ジョニーは親しい友人である英俳優ポール・ベタニーに「アンバーを焼殺しよう」とメッセージを送っていたのであった。その他にも「アンバーを焼き殺す前に、溺死させよう。そして、死んだことを確かめるためにあいつの焼死体を犯してやるのさ!」といったメッセージが次々に公表され、裁判時に読み上げられた。また翌年5月の履歴から「俺は今度こそちゃんとお酒をやめようと思う。彼女と一緒にロサンゼルスに飛び立つ前夜、一晩中飲んでいた」「意識朦朧のいら立って怒ってばかりのネイティブ・アメリカン(ジョニー自身を表す)は、汚い暴言を叫んで自分に近づく人を侮辱する…こんなのもうまっぴらだ。俺は大の大人なのに、理由もなく自分の愛する人に怒りをぶつけるなんてどうかしているよ。でも薬は大丈夫さ!」と、ジョニーがアルコールとドラッグ依存に悩まされていた頃に送られたメッセージも公表された。

このメッセージから、『The Sun』側の弁護士はジョニーのDVの事実を強調。当時アンバーが「ボストンからLAに向かう飛行中、酔っ払ったジョニーから機内で暴力を受けた」という主張と、ジョニー側の「機内でお酒を飲んでいない」という言い分が食い違っており、両者は3月23日にお互いの主張を擁護する人物を連れて再び裁判を行う予定であったが、新型コロナウイルスの影響で延期された。
(TechinsightJapan編集部 MIE)

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