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writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】「赤ちゃんに会うのが待ちきれない」妊娠3年半だと主張する女性(米)

通常ではあり得ないような妊娠や出産直前まで妊娠に気づかないといった経験をしている人達を支援する団体「Cryptic Pregnancy Awareness」のウェブサイトを見つけた。サラさんはそこから受けた助言により、お腹の中の赤ちゃんは通常よりもゆっくりと成長しているため、心音が確認できないのだという結論に至ったようだ。

そして2020年2月に個人的に依頼した超音波検査により、お腹の中に胎児を確認することができたと主張している。この超音波写真によって、コーネルさんはサラさんの妊娠を信じるようになったようだ。サラさんはお腹の赤ちゃんについて次のように語っている。

「私自身、通常ではあり得ないような妊娠を経験しているのだと思います。お腹の赤ちゃんはまだ生きており、非常にゆっくりと成長しています。私は団体の助言を頼りにしてきました。私の場合はホルモンレベルが人より低すぎて赤ちゃんが検出できないのだと思われます。」

しかし産婦人科医のヘンダーソン氏(Henderson)は「流産や死産を経験することによって女性が想像妊娠してしまうことは、しばしばあることだ」と話しており、流産を経験しているサラさんの妊娠を否定するかのような意見を述べている。

一方で「Cryptic Pregnancy Awareness」の創設者であるシーナ・ギャレット氏(Sheena Garrett)は、次のようにサラさんを擁護した。

「彼女のような場合は、稀に検査で心拍を検出することができません。この種の妊娠はホルモンのバランスが適切でないか、妊娠中に産生されるホルモンのHCGが異常に低いことが原因だと思われます。」

「我々はホルモンのバランスが適切でないためと考えていますが、他にも胎盤による問題などといった要因によって、長期の妊娠という結果になるのだと思われます。」

また同団体が運営するウェブサイトには、妊娠が長期間に及んだケースもあるとして、2014年10月にナイジェリアで5年の妊娠期間を経て男の赤ちゃんを出産したと主張している当時27歳の女性のケースを紹介している。

サラさんは現在、妊娠3年と9か月になるが「私は今でも自分の赤ちゃんが生まれてくると信じています。赤ちゃんに会える日を待ち切れません」と語っている。

画像は『The Sun 2020年3月30日付「BABY HOPE Woman, 40, claims she’s been pregnant for three years after suffering nine miscarriages」(Credit: Caters News Agency)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

今年2月の超音波検査の画像(画像は『The Sun 2020年3月30日付「BABY HOPE Woman, 40, claims she’s been pregnant for three years after suffering nine miscarriages」(Credit: Caters News Agency)』のスクリーンショット)

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