新型コロナウイルス感染拡大を抑えようと政府が7都府県を対象に緊急事態宣言を発令してから1週間。4月14日放送の日本テレビ系報道番組『news every.』で、メインキャスターを務める藤井貴彦アナウンサーが「東京都で新たに160人以上の感染が確認された」との速報を伝え、緊急事態宣言下における過ごし方について呼びかけた言葉が多くから共感を呼んでいる。
安倍晋三首相は4月7日、緊急事態宣言の会見で「海外に見られるようなロックダウン(都市封鎖)に入るわけではないが、不要不急の外出をよりいっそう自粛して新型コロナウイルスの感染拡大を抑えることだ」との趣旨を話した。それを受けて海外のニュースでは「日本は経済を見守るために『ロックダウン』なしに『緊急事態』を選んだ」と報じたものだ。
藤井貴彦アナは14日の『news every.』で、新型コロナウイルスの感染者が増え続ける現状を伝えると「今日で緊急事態宣言の発表からちょうど1週間になります」と切り出した。
そして落ち着いた口調で「ここから先は少しずつ、緊急事態宣言後の私たちの行動が形となって現れてくることですが、大切なのはその先です。2週間後の未来を変えられるように今日もご協力をお願いします。命より大切な食事会やパーティーはありません。どうぞよろしくお願いします」と呼びかけたのである。
その言葉に、