女優ハル・ベリーがこのほどトーク番組のなかで、18年前に出演した映画『007 ダイ・アナザー・デイ』の撮影中にあやうく命を落としかけたというエピソードを披露した。ベッドシーンの撮影中に起こったハプニングでハルの命を救ったのは、ジェームズ・ボンド役を務めたピアース・ブロスナンだったそうだ。
米出身の女優ハル・ベリー(53)が米時間21日、人気トーク番組『The Tonight Show Starring Jimmy Fallon』にビデオ通話で出演した。30年超のキャリアを誇り、鍛え上げた自慢のボディを武器にこれまで数々のアクション映画に出演しているハル、司会のジミー・ファロンに過去のアクションシーンの失敗談や恥ずかしかった経験を尋ねられると、2002年公開の『007 ダイ・アナザー・デイ』の撮影中に起きたエピソードを挙げた。
5代目ジェームズ・ボンドを務めたアイルランド出身の俳優ピアース・ブロスナンを相手に、セクシーなボンド・ガール“ジンクス”を演じたハル・ベリー。美しい身のこなしや眩しいビキニ姿で話題をさらったハルだが、ベッドシーンの撮影中にあやうく命を落としかけたそうだ。映画のワンシーンに2人が身体を重ね合う濃厚なベッドシーンがある。ハルが色気たっぷりにイチジクをかじりながらピアースを誘う場面で、あろうことかイチジクがハルの喉に詰まり、窒息しかけてしまったというのだ。
「(ベッドに横たわっていた)ピアースが起き上がって、ハイムリック法(誤嚥による窒息死を防ぐための救急処置)で助けてくれたのよ。」
「セクシーも何もあったもんじゃなかったわ。」
とピアースのリアル・ヒーローぶりを振り返り、