好奇心旺盛な子供たちは、時に大人がハッとするようなことを平然とやってのける。イギリスに住む7歳と5歳の兄弟が手に取ったのは“電気シェーバー”だったのだが、2人のいたずらは世界中の人々に笑いを届けて拡散している。ある一家に起こった悲劇、いや喜劇ともいえるニュースがロンドンから飛び込んできた。
ロンドン南東部に住むジョージ・ムーア君(George Moore、5)にはハマっているテレビ番組がある。それは面白ビデオばかりを集め、1990年から放送中の『You’ve Been Framed!(ユーブ・ビーン・フレイムド、以下YBF)』で、ジョージ君はあるエピソードに登場する後頭部がテカテカに光った“オジサンの頭”が大のお気に入りだった。
そんなある日のこと。2階で充電中だった父ケヴィンさんの電気シェーバーを見つけたジョージ君は、7歳の兄ハリー君にあるお願いをしたのだった。
「あのYBFのオジサンと同じ頭にしてくれない?」
こうして今まで使ったこともない電気シェーバーを使っての“いたずら”が始まった。2人は楽しくて、可笑しくて仕方がなくケラケラと笑い出した。自宅にいたケヴィンさんは今まで静かだった子供たちが急に大声で笑い出したため、嫌な予感がして2人の様子を見にやってきた。そして頭の真ん中が電気シェーバーでゴッソリと刈られたジョージ君と、そのそばで笑いが止まらないハリー君を発見した。
唖然とするケヴィンさんだったが、