海外発!Breaking News

writer : ac

【海外発!Breaking News】子宮内避妊器具の「危険性を知ってもらいたい」 感染症で死の淵を彷徨った女性(英)

ジェシカさんの容態は急激に悪化し、再び手術が行われた。感染症が再発してジェシカさんの肝臓や脾臓は機能不全を起こしており、胆嚢にも潰瘍が認められた。医師は家族や婚約者のネイサンさん(27)に「一度目の手術の時よりも10倍悪化している。生きて戻ることはないかもしれない」と伝えた。

その後、ジェシカさんは何とか持ち直したが、これまでのつらい経験について彼女は次のように語っている。

「低用量ピルなどのホルモン剤を使うよりも、ずっと安全だし煩わしくないと思ってIUDを使ったの。痛みは2~3年続いていたけれど、医師に異常がないと言われていたし、きっと生理痛が酷いだけと軽く考えていたわ。でも今は、私の経験を多くの人に知ってもらいたいと思ってる。避妊具の選択肢はたくさんあるし、IUDの使用は禁止すべきだと思う。」

「山は越えたと思いたいけど、私の首には血栓があり、肺内部には液体が溜まっていて今も入院中よ。集中治療室に出たり入ったりを繰り返しているの。胃にはまだ膿瘍があると言われているわ。何よりもショックなのは赤ちゃんを授かることができないかもしれないということかしら。」

「2回の手術を通して、私は精神的にずっと強くなったし、家族やネイサンとの絆も深まった。ただこんな経験は私だけでたくさんよ。だからIUDの危険性について多くの人に知ってもらいたいわ。」

医師によると、IUDは正しく装着されていることを定期的に確認する必要があり、腹痛や不正出血が続く場合は早めに産婦人科を受診し、器具の交換や除去を行うことが大切だということだ。

画像は『The Sun 2020年3月4日付「AGONISING The coil nearly killed me after it became embedded in my womb and triggered deadly sepsis」(Credit: Jessica Cowgill/Facebook)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

1 2