2本足で立ち、周りをきょろきょろと見回す独特のポーズで知られるミーアキャットは、ディズニー映画『ライオン・キング』では“ティモン”として登場し、相棒のイボイノシシ“プンバァ”と一緒に活躍し人気を博している。そんな映画の世界を地でいくような異種間の仲良しコンビ、ミーアキャットの“スリア(Suria、6)”とネコの“ナイス(Nice、8)”が話題となっている。
オランダ語で「湖のネコ」という意味のミーアキャットは体長30センチ、体重も重いもので1キロと小柄だが、実はマングースの仲間で通常は群れを作り助け合って暮らしている。そんなミーアキャットのオスをペットとして飼っているのは、ロシアのサンクトペテルブルクに住むエカテリーナ・クリエヴァさん(Ekaterina Kuraeva、45)で、“スリア”と名付けて可愛がっている。
エカテリーナさんはスリアを自宅に迎え入れる前から8歳になるオスネコの‟ナイス”を飼っていたが、「スリアとナイスはベストフレンド。24時間べったりなの」と笑う。エカテリーナさんによると、2匹は出会ったその日から意気投合したそうで、今では食事や睡眠、遊ぶのも一緒なのだそう。エカテリーナさんは「スリアは私がナイスを抱っこしようものなら、嫉妬心をむき出しにしてジャンプをしてくるわ。ナイスを取り戻そうと必死なのよ」と語っており、