エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】南原清隆「時代が変わったぜ!」西野七瀬「グランドピアノが見えた」 『歌唱王2019』で感動の連続

審査員の音楽評論家・湯川れい子は「ラップまで入れるとね、これをやっちゃわれたら勝てない! ほんとにすごかった」とコメントした。

審査員の判定が「5対0」で駒津さんに完敗した東京都の小学6年生・假屋絵莉菜さん(12歳)だが、『アナと雪の女王2』日本版の主題歌『イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに』を熱唱して素晴らしいパフォーマンスを見せただけに、湯川は「これをやっちゃわれたら勝てない」と暗にフォローしたのだろう。

続けて登場した神奈川県の大学2年生・小豆澤英輝さん(20)は、駒津さんと対照的に語りかけるような歌声で中島みゆきの『時代』を歌い上げると全員が聴き入った。高見沢俊彦が「声質というのはトレーニングではどうにもならない、天性のものですごい」と唸れば、今回からMCを務めている西野七瀬は南原に感想を聞かれて「めちゃくちゃ繊細な歌声で、私にはこのへんにグランドピアノが見えました」という。

対して小豆澤さんは、南原に「どう? 生の七瀬ちゃんを横で見て」と聞かれ「いや、顔ちっちゃい!」と答えて大ウケした。人生を知り抜いたような歌声とピュアな人柄のギャップが微笑ましいではないか。

ファーストラウンド全5回戦を終えて5人が決勝戦に進み、駒津柚希さんは昨年8月に亡くなったソウルシンガーのアレサ・フランクリンが映画『ブルース・ブラザース』(1980年)で歌った『Think』をソウルフルにパフォーマンス。審査員5人による計「494点」の高評価を得た。対して小豆澤英輝さんは竹内まりやが2012年にセルフカバーした名曲『いのちの歌』をしっとりと歌い上げて会場を魅了したが、結果は「493点」で駒津さんが1点差で優勝した。彼女が泣きながら「信じられないです。嬉しいとかもうそういう感情じゃないくらいで…」とコメントしたことが激戦を思わせる。

僅差で敗れ「もっと頑張りたいと思ういいきっかけになった。これからも精進していきたい」という小豆澤さんに、南原が「きみの歌に励まされた人もいっぱいいると思うよ」と声をかけたのは印象的だった。

Twitter上では「歌唱王本当にすごかったな~ 駒津さん惹き込まれる歌い方するね 日本語の歌も聴いてみたい」、「歌唱王の北海道の子、うますぎて Bang Bangのカバー発売しないのかな?」や「歌唱王、小豆澤くんの歌が綺麗すぎて泣いてしまったな…」、「小豆澤君は歌はもう完璧だからダイエットして早くデビューして」といった声が見受けられた。

2人のSNSを見ると個人でライブ活動を行っているようだ。審査員の大友康平が「2人が持ってる声はご両親が授けてくれた宝物。授かったものを大事にして可能性を広げてほしい」と評していたように、これからの活躍を期待したい。

画像は『にしのななせ 2019年12月26日付Instagram「「歌唱王」日テレにて 今夜19時から放送です」』『日テレ公式@宣伝部 2019年12月26日付Twitter「【よる7時】「#歌唱王 ~歌唱力日本一決定戦~」」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

『歌唱王2019』でMCを務めた西野七瀬と南原清隆(画像は『日テレ公式@宣伝部 2019年12月26日付Twitter「【よる7時】「#歌唱王 ~歌唱力日本一決定戦~」」』のスクリーンショット)

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