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writer : maki

【エンタがビタミン♪】『ボイス』伊勢谷友介の“狂気”×『あな番』西野七瀬の“意外性” 恐怖対決終焉でロスが心配

唐沢寿明主演の日本テレビ系土曜ドラマ『ボイス 110緊急指令室』が9月21日放送の第10話でついに最終回を迎える。4月期から2クール放送された日曜ドラマ『あなたの番です』と同じく連続殺人事件を巡るサスペンスドラマとして7月13日からスタートすると、残虐な殺害シーンが『あな番』と比較され話題になった。その『あな番』は最終回が9月8日に放送され真犯人が明らかとなる一方、『ボイス』第9話では伊勢谷友介演じる本郷雫がさらに凄みを増す。

『あな番』第1章で主人公の夫婦、手塚翔太(田中圭)と手塚菜奈(原田知世)がマンションで起きた連続殺人を究明しようとするなか、特に菜奈は理科系女子大生・黒島沙和(西野七瀬)を慕い頼った。その菜奈が第1章のラストで何者かに殺害され、第2章・反撃編では手塚翔太が妻・菜奈を殺した真犯人の正体を突きとめるため新しい住人のAIを研究する大学院生・二階堂忍(横浜流星)と推理バディを組み、黒島沙和と3人で協力しながら犯人捜しを続ける。

最終回ではまさかの黒島沙和が殺人鬼の正体を現し、これまでに行った殺人の手口を平然というよりむしろ嬉しそうに明かしていく。回想シーンでは何の躊躇もなくナイフで喉を掻き切り、針金で首を絞め、あるいは恐怖を感じさせながら毒殺するところを西野七瀬が淡々と演じ、奥に潜む闇を感じさせた。

一方、『ボイス』では主人公の緊急指令室ECU(Emergency Call Unit)緊急出動班 班長・樋口彰吾(唐沢寿明)の妻や、ヒロインとなるECU室長でボイスプロファイラー・橘ひかりの父親をはじめ多くの人々を殺害した真犯人が本郷ホールディングス代表の本郷雫(伊勢谷友介)であることが分かってくる。

ところが9月14日放送の第9話で、

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