エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】南原清隆「時代が変わったぜ!」西野七瀬「グランドピアノが見えた」 『歌唱王2019』で感動の連続

歌唱力に自信がある出場者がカラオケで歌い審査員が判定する、日本テレビ系の全日本歌唱力選手権『歌唱王』第7回が12月26日に放送された。今年は応募総数1万4350件から勝ち抜いた10人が出場したが、ファーストラウンド1回戦で最初に歌った埼玉県の小学4年生・北本莉斗くん(10)が『さよならエレジー』(菅田将暉)を子どもとは思えぬ圧倒的な歌唱力で度肝を抜いた。ただその後もハイレベルな出場者が続き、審査員が「甲乙をつけたくない」という大熱戦になった。

たとえば福岡県の救急病院に勤務する診療放射線技師・中尾京梧さん(25)がさだまさしの『いのちの理由』を語りかけるように歌うと、MCの南原清隆は「心にしっとりと入って来るような歌声だったね」と魅了されていた。さだまさしと親交がある審査員の高見沢俊彦は「日常の何気ない風景を感情を込めて歌うさださん特有の歌詞で、非常に難しい歌なのに歌いこなしていた。もしかしたらオリジナルより超えてるような印象を受けました」という。

そのように「語りかけるように歌って心に染み入る歌声」と、一方では「迫力のある圧倒的な歌声で魅了する」2つのパターンによるパフォーマンスが目立ち、審査員泣かせな対決が続いた。

大きなヤマ場は北海道の高校3年生・駒津柚希さん(18)が歌った『Bang Bang』(Jessie J ・Ariana Grande・Nicki Minaj)でやって来た。英語の原曲をノリノリでソウルフルに歌い上げる姿に「もうライブだよ」と声が漏れ、南原などはプロのようなパフォーマンスに圧倒され「やばい…時代変わったぜ」と口にしたほどだ。ゲストのDA PUMP・KIMIが「英語の歌詞をビートにはめるってすごい難しいのに、なんなくこなすのがすごい。俺も頑張んないとなと思った」と感心すれば、

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