海外発!Breaking News

writer : ac

【海外発!Breaking News】末期がんのコーヒー店主のため、自分の店を閉めて無償で働いた女性(米)

次のように語っている。

「実は私も乳がんサバイバーであり、今の店を開く直前にがんを克服したのです。だからがんと闘うことの辛さが痛いほど分かります。」

「私たちのように小さな店の経営者は、有給休暇がないことがほとんどです。貯金だってそれほど多くはありません。病気になった時、何か起こった時の受け皿がないのが現実です。だからなんとか2人をサポートできればと思って、自分の店を一日だけ閉め、彼らの店で無償で働くことにしたのです。競争し合うのではなく地域のつながりを大切にし、ビジネス優先ではなく友人関係を大切にしたかったのです。」

ピクシーさんのこのファンドレイジングのイベントはInstagramで告知され、当日の売り上げやチップは全て2人に寄付された。『Fox News』によるとこの日の売り上げは過去最高で、オーク・グローブの住人からもたくさんの寄付が寄せられたという。また夫妻のために寄付を呼びかけるクラウドファンディングサイト『GoFundMe』のアカウントも設置され、すでに目標額の15000ドル(約164万円)を超える寄付が集まっている。

このニュースには、「デイヴのことは知っているよ。ボランティア活動を積極的にするなど地域に貢献してきた人。もちろん私も恩返しのつもりで寄付をしたよ」「私の息子は白血病で生存率5%と言われけど、サバイバーになったの。苦しい時、友人からの援助ほど嬉しいものはないわ。負けないで」「思いやる心が素敵」「とても心を打たれた。コミュニティも素晴らしい」「これをビジネスチャンスと捉えて売り上げを伸ばすこともできるはず。彼女の奉仕の精神、友人として起こした行動は称賛すべき」といったコメントがあがっている。

画像は『Inside Edition 2019年12月19日付「Coffee Shop Owner Closes Her Store to Help Her Terminally Ill Competitor」』『The Local Coffee Company 2019年12月15日付Instagram「We’ve been Poinsettia’d!!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

デイヴさんが経営するドライブスルーのコーヒーショップ(画像は『The Local Coffee Company 2019年12月15日付Instagram「We’ve been Poinsettia’d!!」』のスクリーンショット)

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