長い牙を持つ“ヴァンパイア”ネコがSNSで人気を博している。“ロキ(Loki)”と名付けられたこのネコは飼い主にはべったりだが、他の人が近寄ると噛みつくこともあるようで、まさにヴァンパイアそのもの。じっとしているとまるで怒っているかのような面持ちにも「憎めない」「可愛い」などと黄色い声があがっているようだ。
米ワシントン州シアトルに住むケイトリン・コークさん(Kaetlyn Koch)は今から約6年前、シャムネコのミックスの“ロキ”をバーモント州チッテンデン郡の動物保護施設から迎え入れた。美しく青い目が印象的なロキだが、同施設にやって来た当初は、他のネコに攻撃されたため事務所に隔離されていた。また2、3人のスタッフだけにしか懐かなかったが、同施設で仕事をしていたケイトリンさんはどこか憎めないロキに一目惚れし、自宅に引き取ったのだった。
当時8歳だったロキにはもともと“エンジェル”という名前が付いていたのだが、ケイトリンさんは2本の牙を持つ強面の風貌にはそぐわないと、北欧神話に出てくる気まぐれで悪戯好きの神の名前に改名したのだという。
見事な2本の牙を持つロキには“ヴァンパイア”というニックネームがあり、自身のInstagramを持っている。ケイトリンさんがロキの写真を多数投稿するようになったのは2015年頃で、それからロキファンが徐々に増え始め、今では45万7千超のフォロワーを持つスーパースターになった。
ケイトリンさんは15歳になるロキについて、