元衆議院議員でコメンテーターの宮崎謙介氏が自身のブログで、小泉進次郎議員が育休宣言したことについて持論を述べている。タレントとの不倫疑惑が報じられなければ、“男性議員の育休第1号”となったはずの宮崎氏。「男性の育児休業制度」について精通しているからこそ、「是非とも小泉さんには(男性議員の育児休業取得を)実現していただきたい―と願っているという。
宮崎謙介氏は2015年12月、妻・金子恵美衆院議員(当時)の第1子出産に併せ「子育てに取り組むため2か月程度休暇を取りたい」と表明。それまで男性議員が育児のため一定期間国会を欠席した例はなく、育休取得については同僚議員でも賛否が分かれていた。だが翌2016年2月、妻の出産直前に自宅で不倫していたことが発覚し、あっという間に議員辞職に追い込まれてしまったのだ。しかし妻の金子氏は離婚という道を選ばず、宮崎氏と親子3人で再出発する道を選んだ。その金子氏も2017年10月の衆議院議員総選挙で落選している。
9月5日の『宮崎謙介オフィシャルブログ「前向き宣言」』では、まず「男性の育児休業制度」というものは、
・女性活躍社会の実現
・少子化対策(出生率向上)
の“両方を実現させるために極めて重要になる政策”であることをご理解いただきたい―と述べている。
その上で現在の日本の「育児休業制度」は全国民に等しく与えられているものではなく、