「育休宣言」をして注目を浴びていた自民党の宮崎謙介衆院議員に女性タレントとの不倫が報じられ、波紋を広げている。このニュースに「いい旦那アピールするやつほど浮気してたりする」とタレントのフィフィは辛辣だ。
宮崎謙介氏が育児を理由に一定期間国会を休むことについて、党内には慎重論と賛成論があり議論になった。国会議員には育児休暇の規定がなく、出産については「日数を定めて、あらかじめ議長に欠席届を提出することができる」とあり、これまで衆参の女性議員が取っている。妻である金子恵美衆院議員(自民)はこの規定に該当するが、宮崎氏も子供の誕生にあわせて1~2か月間「育児休暇」を取る意向を示していた。
厚生労働省の調査によると、2014年度に育児休業を取得した男性は2.3%。政府は男性の育休取得率を2020年までに13%にする目標を掲げているが、実現は厳しい状況である。だからこそ子育て支援に積極的な安倍晋三首相は、宮崎氏の育休に理解を示し激励したのであろう。そんな中で発覚した今回の不倫騒動、官邸筋が「“イクメン”どころか常識を疑う」と怒りをあらわにするのも当然だ。
フィフィは宮崎氏の不倫に対して苦言を呈しているものの、“イクメン”については女手ひとつで子供を育てている立場から『フィフィ(FIFI_Egypt)ツイッター』で持論を述べている。「旦那から金が捻出できる環境ってだけで羨ましい」「育児や家事に参加して足手まといになってもらうより、とにかく頑張って稼いで」と記し、育児休暇を取得できる男性は「そこそこ働けばほどほど優雅に暮らせるご職業の方々」と一般家庭の事情とはかけ離れていることを指摘した。
この発言にフォロワーからは「おっしゃる通り、男はまず稼いでなんぼ」「正直家事の類いは自分でやった方が早い」と彼女の意見に賛成するコメントや、「“共働きなら、家のことも共働きで!”ってなりますよ」「旦那は、お金だけ稼げばいいなんてありえない」と反対意見も届いている。
出典:https://twitter.com/FIFI_Egypt
(TechinsightJapan編集部 みやび)