山口真帆が8月27日、生放送のラジオ番組『Skyrocket Company』(TOKYO FM)にゲスト出演した。彼女はNGT48在籍中に暴行被害事件を巡る運営会社AKSとの問題から5月18日にグループを卒業、5月25日付で芸能事務所・研音に移籍しており、久々のメディア出演である。するとその日、週刊文春による『文春オンライン』が「AKS吉成夏子社長が暴露した」という山口に関する内容を報じた。
NGT48問題について整理しておくと、山口真帆が昨年12月に自宅玄関付近でファンを名乗る男2人から頭をつかまれるなどの暴行を受けた。彼女が今年の1月8日にそのことをネットで告発するなか、NGT48メンバーの複数名が事件に関与していたことや、事件を明かしてもNGT48の運営スタッフが適切な対応を行わなかったことに触れた。
ファンばかりか世間も問題視するなか、AKSは第三者委員会を立ち上げて調査することを約束、3月22日に調査報告会を行う。ところが、当時のAKS松村匠取締役(7月2日に退任後IZ*ONEの責任者)らによる報告内容に対して山口がリアルタイムに「嘘ばかり」などのツイートで反論、会見は納得できるものではなかった。それ以降AKSによる会見は行われないまま山口はNGT48を卒業、研音に所属して新たな道を進み始める。
このたび文春が報じた内容は、NGT48が8月18日に劇場公演を再開する前日、運営会社AKSがメンバーの保護者を対象に行った説明会の音声データに基づくものだ。
吉成夏子社長が事件発覚後に山口真帆と警察に出向いて話すなか、犯人グループとメンバー4人が繋がっている証拠を持っていると主張するも出さなかったことや、民事訴訟を提案しても応じなかったことを話している。
また、犯人側が弁護士を通して「今回の事件は、事件じゃない。僕はもともと繋がっていたのは山口さんです」と伝えてきたと明かし、吉成社長は「誰が一番の嘘つきなのかそれをはっきりさせたい」と裁判に踏み切ったという。
さらにこの『文春オンライン』の内容を受けて、