1999年に芸人として活動を始めてから長い下積み時代を経て、昨年やっとものまね芸でブレイクを果たした福島善成(ガリットチュウ)。宮迫博之(雨上がり決死隊)はそんな福島を大変可愛がっており、40代に入りやっと日の目を見た後輩の活躍を誰よりも喜んでいた。しかし2014年に行われた詐欺グループの会合に事務所を通さない”闇営業“で参加し金銭を受け取ったとして、参加者の一人だった福島は宮迫と共に所属する吉本興業から当面の間の活動停止という謹慎処分が科せられた。
福島善成に注目が集まり始めたのは2017年7月、松居一代が動画を次々と公開したいわゆる“松居劇場”が世間を騒がしていた頃である。この騒動に便乗する形で、福島は「一代。笑ってよ。」、「一代。一緒に歌おう。ほら。」と十八番の船越英一郎のものまね写真を次々とインスタグラムに投稿した。するとイベントやテレビ番組に呼ばれる機会が徐々に増え始め、新作として発表したダレノガレ明美や貴乃花光司氏のものまねも大人気に。そして2018年にはバラエティ番組に欠かせない存在になるほどブレイクしたのだ。
この福島の活躍を心から喜んでいたのが他の誰でもない宮迫博之だった。2018年12月のラジオ番組で、宮迫博之は「これで子供らにプレゼント買うたれ」と前年まで2人の子を持つ福島善成に小遣いを渡していたと明かしている。しかしその年に「もう大丈夫です! (子供へのプレゼントは)自分で買えるようになりました」と福島から挨拶され、宮迫が「胸が一杯になった」というエピソードもあるほどだ。そして今年も福島の勢いは止まらず、