日本テレビ系日曜ドラマ『あなたの番です』は、マンションの住民会にてゲーム感覚で「死んでほしい人」を紙に記入したことから始まった「交換殺人ゲーム」を描いていく。初回から管理人の床島比呂志(竹中直人)が謎の転落死を遂げ、毎回のように住民の知人が命を落とす。
そして5月5日放送の第4話「ついに住民から被害者が…!!殺されるのは誰!?」では、502号室の主婦・赤池美里(峯村リエ)がいつも嫌味を言われる姑・赤池幸子(大方斐紗子)の名前を書いたかに思われたが、まさかの赤池美里と夫・赤池吾朗(徳井優)が何者かに殺されてしまう。
本作は秋元康が企画・原案、福原充則が脚本を手掛けており、主人公である302号室に引っ越してきたばかりの手塚菜奈(原田知世)と手塚翔太(田中圭)の夫婦をはじめ、住民同士が疑心暗鬼になる描写にイライラしながらも次の展開が気になるような持っていき方が心憎い。
ただ、2クール連続・半年間にわたって放送される予定だけに、このペースで犠牲者が続くならばどれだけの人が死んでいくのだろうか。
視聴者からは「交換殺人ゲーム」を怖れてマンションから出ていくケースや、逆に何も知らずに入居してくるパターンもあるのではないかと憶測する声も聞かれる。もしそうなれば人間関係を変化させることにより、