NHK総合で4月29日に放送した『総決算!平成紅白歌合戦』の第1部で、平成元年から30年間の『NHK紅白歌合戦』より特に心に残るステージをダイジェストで放送した。スタジオでは小野文惠アナウンサーが司会を担当して北島三郎、松田聖子そして嵐の5人とともに「平成の紅白」を振り返る。
平成4年(1992年)の『第43回NHK紅白歌合戦』から「チェッカーズ解散!ラストステージは紅白!」と題してチェッカーズが“フェアウェル・メドレー”で『ギザギザハートの子守唄』をパフォーマンスする場面が映った時のことだ。ワイプでは相葉雅紀が「声、凄いね会場」、櫻井翔が「声凄いよ」と身を乗り出すように見入っていた。
当時の嵐メンバーはまだ小学生だったのであまり覚えておらず、平成初期の映像は逆に新鮮だったようだ。平成5年までを振り返り、それぞれがコメントするなか櫻井が「あのチェッカーズの会場の空気凄かったね」と切り出したところ、相葉も「チェッカーズのコンサートの会場みたいだった」と驚きを隠せない。
「ラストステージだったんですよね」と言う松本潤に小野文惠アナがうなずきながら「客席の声が全部、マイクから入ってましたもんね」と共感する。櫻井も再び「あれはすごい一体感ですよ」と唸った。
『第43回NHK紅白歌合戦』には人気絶頂だった光GENJIをはじめ、紅白2回目となるSMAPやX JAPAN(当時は「X」名義)も出場していた。なかでも9回目出場となるチェッカーズはこの紅白をもって解散するとあり、