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writer : ac

【海外発!Breaking News】体外受精で受精卵取り違え 誕生した次男が「長男や父にも似ていなかった」(米)

受精卵の取り違えが起こってしまったことについて次のように述べている。

「次男は健康で、私たちはできる限りの愛情を注いで育てていますが、『この子の父親は誰?』と質問されたり、『母親が浮気をしてできた子』と心無い噂を立てられたりと精神的な苦痛を日常的に味わっています。また『私たちが凍結した受精卵はどこにいってしまったのか。まだ凍結されたままなのか、それとも病院が失くしてしまったのか。受精卵に違う名前が付けられてしまったのか。そもそも次男の受精卵は誰のものなのか。父親は遺伝的な病気を持っているのではないだろうか…』と疑問は尽きません。それにある日突然、父親だと名乗る者が現れて、息子の親権を要求することだってあり得るわけです。」

『New York Post』によると、クリニックはすでに閉鎖されているものの、夫婦は経済的、精神的に打撃を受けたとしてクリニックと担当医メルヴィン・ソーントン氏に対し20万ドル(約2230万円)の損害賠償を求めている。しかし裁判が始まるのは2021年9月とされており、ソーントーン氏は現在別のクリニックで医師として働き続けている。ソーントーン氏が働くクリニックのスタッフは「ソーントーン氏は受精卵を母親に戻す作業はしましたが、実際に受精卵を作ったのは別の医師でした」と述べており、同医師の関与を否定している。

画像は『New York Post 2019年4月25日付「Couple had son of different race after clinic mixed up embryos: suit」(CT Fertility; Google Maps)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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