イギリスの郊外やカントリーサイドでは牧草地が広がり、ヤギやヒツジなどがのんびりと放牧されている光景が見られる。しかしこのほど1匹のヤギが、トラム(路面電車)のホームで佇んでいる姿が目撃された。『Metro』『BBC News』『LADbible』などが伝えている。
グレーター・マンチェスター、サドルワースのグリーンフィールドにある農場で3月11日、1匹の雌のヤギが姿を消した。
北アフリカ原産の小型のヤギとして知られるピグミーゴート“ベル”の飼い主ジュリー・スウィンデルさん(49歳)は、可愛がっていたベルがいなくなったことを届け出たが、誰かに盗まれ食べられてしまったのではと安否を心配していた。ところがそのベルが、農場からおよそ40kmも離れた地点で発見されたのだ。
サルフォードにある「Dogs4Rescue(ドッグスフォーレスキュー)」の動物救助スタッフ、ルイーズ・フィールズさんは14日にベルを目撃した人から連絡を受け、翌15日の朝にグレーター・マンチェスターのセールというトラムの駅に向かうと、ホームに佇むベルを発見した。
ベルは他の乗客らと同じように、ホームの黄色い線の内側にまるでトラムを待っているかのように立っていた。ルイーズさんはこの光景を見て、