米テキサス州ヒューストンで今年5月、悲しい事件が起こっていた。父親がショッピングセンターで買い物している間、車中にいた6歳女児が1歳になる弟を絞殺してしまったのだ。このほど父親が起訴されたことで、事件の全容が明らかになった。『Inside Edition』『abc13 News』などが伝えている。
5月20日、テキサス州ヒューストンにあるショッピングセンター「Family Thrift Store」に車でやってきたエイドリアン・ドレショーン・ミドルトン(26歳)は、車中に6歳娘と1歳息子を残したまま、衣類を求めてショッピングセンター内へと入った。
買い物を終えて車に戻ってくると娘が後部座席で泣いており、エイドリアンは「トイレに行きたい」という娘からやがて「悪いことをしてしまった」と打ち明けられた。車の中でシートベルトを首に巻き付けられたまま意識不明の状態になっている息子を見るや否や、エイドリアンはCPR(心肺蘇生法)を試み911に緊急通報した。男児はその後テキサス子供病院へと運ばれたが、死亡が確認された。
女児がヒューストン警察に話したところによると、弟を泣き止ませようとあやしたりしながら遊んでいたが、弟がまた泣き出したために怒りを覚え、シートベルトを弟の首に巻き付けたという。後の事情聴取で、女児は「弟が静かになったので眠っていると思った」と話したようだ。
この悲劇の翌日に自首したエイドリアンは、