海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】亡き妻の写真を抱え、毎日思い出のビーチへ足を運ぶ男性(伊)

何十年も一緒に時を重ね、数々の困難をともに乗り越えてきた夫婦にとって、伴侶の死というものは身を切られるほどの辛さであろう。このほどイタリアのあるビーチで、亡き妻の写真と一緒に毎日海を眺める男性の姿をピザ屋のオーナーが目撃した。『Mirror』『Metro』『The Sun』などが伝えている。

イタリアのラティーナにある町ガエータのビーチで、男性が毎日同じ時間帯に写真立てを抱えて座っている姿をビーチの近くでビザ店を開いているオーナーのジョルジオ・モファさん(54歳)が目にした。

6月初め頃から男性の姿を見るようになったジョルジオさんは、近付いて話を聞いてみたところ、年金生活者のジュゼッペ・ジョルダーノさん(70歳)はポツリポツリと涙ながらに自分のことを話し始めたという。

ジュゼッペさんが将来の伴侶となるアイダさんと出会ったのは1969年のことで、ジュゼッペさんは16歳、アイダさんは17歳だった。結婚前にアイダさんが妊娠してしまったことで、双方の両親は2人の関係を喜ばなかったが、同年末に結婚、その後3人の子供に恵まれた。

しかし40年以上にわたる結婚生活の末、2011年にアイダさんががんで他界してしまった。以降、ジュゼッペさんは愛妻の死を悲しみ続け、アイダさんの写真を写真立てに入れてどこへ行くにも持ち歩いているという。妻が恋しいと涙しながら語るジュゼッペさんの思いを、

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