多くの女優達が、大変美しいプロポーションであるにもかかわらず「太り過ぎだ」「体重を落とせ」と要求されることも多い映画界。しかし役作りのために大幅減量に挑戦し見事なまでにキャラクターになりきる人は多く、それは女優だけでなく俳優も同じである。今回はハリウッドのトップ俳優のひとりマット・デイモン(47)の‟20キロ超の減量経験”をご紹介したい。
「役作りのためならば」―その一心で大幅な減量・増量に取り組み成功してきた俳優に、クリスチャン・ベールやマシュー・マコノヒーらがいる。しかし過酷な減量経験をあまり知られていないのがマット・デイモンで、彼もまた過去に20キロ超の減量に成功したことがあるのだ。『Reddit』でファンの質問に応じたマットは、デンゼル・ワシントン、メグ・ライアンらと共演した 映画『戦火の勇気』(1996年)の撮影を回顧。このように明かしている。
「これまで演じたうち一番大変だったのは、映画『戦火の勇気』で与えられた役になりきることだった。」
「なにせあれだけの体重を、(人に頼らず)自分で落とさなくちゃならなかったんだから。」
「身体的に、あれほどキツイ経験は後にも先にもない。」
そんなマットの今の体重は?
「多分190ポンド(86キロ)ってところだね。でもあの映画を撮影していた時の体重は139ポンド(63キロ)だった。(身長178cmの)僕にとっては、普通とは言い難い体重だった。当時25歳だったけれど、あんな体重まで落とすのは嫌だったね。」
またマットはどのような方法で体重を落としたのか。