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writer : flynn

【海外発!Breaking News】野生ヒヒ“バブーン”が小学校に出没 全校児童が自宅待機に(南ア)

南アフリカの野生ヒヒ“バブーン”は人を恐れず、頭の良い動物だ。自然公園などではバブーンが人のいる場所に現れては食料や飲物を奪ったり、人家に入って食料を食い散らかしカーテンなどを引き裂くといった暴れぶりも伝えられている。そんなバブーンが小学校に出没したことを『IOL』などが報じた。

南アフリカ・北ケープ州にあるカトゥ(Kathu)小学校のFacebookによると、休み明けの学校初日である4月10日の朝、校舎の屋上に巨大なバブーンが現れた。2学期が始まったばかりで児童らも元気に登校してきたのだが、安全面を考慮して学校は閉鎖されることになった。

環境自然保護省のレセゴ・プレ氏によれば、前日の午後にも地元の住民からバブーンが数頭を目撃したという通報を受けており、捕獲のために同省からカトゥ小学校に職員が派遣されていたようだ。しかし捕獲しようとした3頭のバブーンが大きく、持参した檻が小さすぎたことから職員らは翌朝まで待って200キロ以上離れたアピントンまで大きい檻を取りに行くこととなった。しかし10日にもバブーンが校内をうろついていることが確認されたことから、万が一のために学校は閉鎖、約1800名の児童は自宅待機を余儀なくされた。

バブーンは通常、人間に危害を加えることはないと言われているが、怒らせたり必要のない刺激を与えたりすると大変危険である。近寄ってきて食べ物を奪おうとするバブーンから逃げようとすれば追いかけられることもあり、

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