2人の印象をこのように話している。
「子供たちに会ったことはありませんでしたが、夫妻から(子供たちのことを)よく聞かされていました。とても感じのいい夫婦だったのを覚えています。ルイーズさんは、ディズニーランドが大好きだから一家でよく訪れることも口にしていたし、その写真を見せられたこともありました。」
また2016年7月には、夫妻の結婚30周年を記念してラスベガスのエルビス教会にて「バウ・リニューアル(Vow Renewal)」を行い、もう一度愛の誓いを立てた様子が夫妻のFacebookアカウントに投稿されていた。そこにはお揃いのワンピースを着た少女とスーツに身を包んだ少年の姿があるが、いずれも似たような年齢の10代前半に見える。この1年半後に両親が虐待容疑で逮捕されることになるわけだが、当時の子供たちはすでに両親から洗脳され監禁生活を強いられていたのだろうか。これを最後にFacebookへの写真の投稿は途絶えてしまっている。また、一家に4~5年は会っていなかったというデイビッドの父ジェイムズさんと母ベティさんは『ABC News』の取材に、定期的に電話で息子夫婦と話していたが孫たちと話すことはなかったと明かしている。
14日の早朝、警察に保護された子供たちが自宅からパジャマ姿で出てくるのを見た近隣住民らは、その異様な光景に「まるで太陽の光に全く当たったことがないように、ものすごく青白い顔をしていた」「小柄な女の子がたくさんいた」「全員が12歳ぐらいに見えた。痩せ細っていて顔色も悪かった」「なんて悲しいし酷いの。本当に信じられない」と声を震わせた。
なぜ、どのようにして13人の我が子を監禁するに至ったのか。現在警察が捜査を進めているが、新情報が入り次第こちらでもお伝えしたい。このニュースを知った人からは「なぜ近所に住んでいて誰も何もわからなかったんだろう」「ドアの向こうで何が起こっているかなんて結局外からはわからないから、本当に怖い」「子供たちがかわいそう」「まともな教育も受けさせてもらってないんだろうね。気の毒に」「親戚の誰も本当にわからなかったんだろうか」といった疑問の声が多数あがっている。
画像は『CNN 2018年1月17日付「13 siblings held captive in filthy California home, police say」(Facebook David-Louise Turpin)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)