難病である全身性エリテマトーデス(ループス)の悪化により腎臓の機能が著しく低下し、まさに命の危機にあったセレーナ・ゴメス。腎臓移植が必要な待機者リストに名前が載ったが「自分の順番が来るのは何年も先だろう」と悲観していたセレーナに、親友フランシアさん(Francia Raisa)がドナーとなり移植手術を受けることができた。米時間10月30日、31日放映の『TODAY』に登場したセレーナとフランシアさんは、これまでの経緯や心境、恐怖に打ち勝つまでを明かしている。今回は31日に放映された後編より、いくつかの発言をご紹介したい。
■親友フランシアさんに勇気を与えたもの
フランシアさん:「その質問に対する唯一の答えは、神様よ。神様との関係がなければ、腎臓提供はできなかったと思う。」
セレーナ:「私はこう信じているの。何かが起きるのは、それなりの理由があるんだって。私には判断力がある。そして私は正直だわ。そう感じられるのも、私がちゃんと神様との関係を築けているからなの。」
■徐々に悪化していった体調
セレーナ:「自分でも、良い決断をしないことが確かにあったと思う。だって自分が病気だという事実に納得していなかったから。それってものすごく身勝手なことよ。でも同時に、(病気を否定する)必要なんてないの。だから(否定的にとらえていたことについては)誇らしい気持ちではないわ。」
■セレーナの施設入所
セレーナ:「(施設に入り、フランシアとも話さない期間が)半年間あったの。」
「少し休みをとって、頭の中をスッキリさせたかった。健康になりたかったの。全ての人から離れたわ。」
フランシアさん:「友情について教訓を得たわ。信頼についてもね。腹を立てるのは簡単なこと。そこに行きたいと望むことも容易いことだわ。でも人は皆、自分のことは自力で乗り切らなくちゃならない時もあるのよね。」