24日の南アフリカ・ブルームフォンテーン最高裁の判決は、禁錮6年から13年5か月へ引き上げるという厳しいものだった。レゴアベ・セリティ最高裁判事は「今回の量刑は15年の禁錮刑からこれまでにピストリウス受刑者が服役した年月を差し引いたものである」と述べ、「ピストリウス受刑者はトイレという逃げ場のない場所で4発も発砲したことに対する説明が乏しく、自分の状況だけを主張するばかりでまるで反省をしていないと判断した」と明かした。

ピストリウス受刑者の兄カール・ピストリウスさんは、この判決後「打ち砕かれ、落胆し、絶望した」とツイートしている。一方で被害者の両親であるスティーンカンプ夫妻は、代理人を通して「この結果でリーバが戻ってくるわけではないが、今回の判決でリーバに対し正義がもたらされた」とコメントした。

画像は『Eyewitness News 2017年11月24日付「SCA: OSCAR PISTORIUS NOT GENUINELY REMORSEFUL」（Picture: Christa van der Walt/EWN）』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　FLYNN）