エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】ZIGGY森重樹一“和楽器に挑戦” 日本音楽集団とあのヒット曲を歴史的コラボ

限られた時間でさわりのフレーズを弾けるようになった森重は、尺八と合奏で本番に入る。緊張のなか弾き終えると「これやっぱり走るね!」とバンドでいつも自分が注意していることを振り返り「すいませんでした」と笑わせるが、短時間でチャレンジを成功させた彼に惜しみない拍手が送られた。

しかしそれで終わりではなかった。「最後にもう一曲用意をしておりまして…」と“日本音楽集団”メンバーによって演奏されたのは、ZIGGYの大ヒット曲『GLORIA』である。ロックバンドとは違うアンサンブルながら見事に歌を乗せる森重に、奏者たちからも笑みがこぼれて楽しそうだ。両者が音楽活動してきたなかでこうした体験は初めてと思われ、歴史的なコラボと言えるだろう。

ZIGGYのニューアルバム『2017』で息の合ったバンドメンバーを従えた森重樹一のボーカルは、ハードなR&Rからじっくり聴かせるバラードまで「水を得た魚」のように表現力豊かである。その歌声に邦楽器とのコラボでも魅了する彼ならではの破壊力を再確認させられた。

(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

三味線を弾いてみる森重樹一

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