エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】川栄李奈“うんこ漢字ドリル”例文を考案「ポジティブにしてみました」

話題の『うんこかん字ドリル』『うんこ漢字ドリル』が学習参考書として異例の大ヒットとなるまでには、作者の苦労と運命的な出会いがあった。9月26日に放送されたバラエティ特番『アレがあるから今がある!』(関西テレビ・フジテレビ系)ではその作者・古屋雄作さんの「アレ今」エピソードを取り上げた。

子どもの時から「うんこ」という響きが好きで歌を作ったりしていた古屋さんは、大人になってもその熱が冷めるどころか「うんこ川柳」を書き溜めていた。ある日、それを書籍化しようと出版社にもちかけるが30社全てに断られる。自宅で肩を落として諦めかけていた時に電話があった。学生時代の同級生・山本さんからで「うんこ川柳を書籍化しないか?」というではないか。

山本さんは証券会社に勤めていた時に古屋さんから「うんこ川柳」の話を聞かされていた。転職して出版社で働くようになりそれを思い出したのだ。ただ彼は、古屋さんに会うと「うんこ川柳」は話題にはなるがヒットはしないだろうと考えを明かし「“うんこ”を使って漢字ドリルを作れないか?」と提案する。

小学生が嫌いな勉強(漢字)と小学生が好きな「うんこ」を組み合わせてはどうかと発想したもので、古屋さんも小学生時代に「うんこ」に熱中したことを思い出して賛同した。合計4000個を超える例文は古屋さんが1人で考案した。彼はその際に「気持ち悪いうんこのイメージにならないように最初からイメージして作った」という。たとえば「そのうんこ一個ちょうだい」という風だ。

スタジオでは出演者が“うんこ漢字ドリル”の例文を作ってみることになり、自分の名前から漢字1文字を使うことが決められた。

工藤阿須加は「那(須)高原でうんこをした」と発表、「高原だったらさわやかかな」という。さわやかな感じでスタートでき、次に川栄李奈が「このうんこは(栄)養がたくさん!」と考えて大ウケする。「ネガティブなイメージをポジティブにしようと思った」そうだ。

テレビで「うんこ」と口にしたのは初めてかもしれないという萬田久子は、「(萬)屋で百(萬)円のうんこを買った」と難しい漢字で感心させた。ラストは加藤綾子アナウンサーが「綾子の“子”」を使いましたと前置きして「そうです。私がうんこの(子)です」と発表、MCのバナナマンが揃って「どういうこと?」と突っ込めば日村勇紀が「で“脱糞だ”ていうの?」と笑わせた。

番組では他にも様々な「アレ今」が紹介された。お笑いコンビ・尼神インターが先輩漫才コンビ・千鳥に「絶妙な言葉でブスいじり」されたから今のスタイルができたことや、スーパー銭湯アイドル・純烈が結成されたのは、リーダーの酒井一圭が骨折で入院中「夢枕に前川清さんが立った」ことでムード歌謡曲をやろうとメンバーを集めたことなど芸能界のエピソードも多い。

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