0.182秒という“超短い尺”の中で面白いことを追求、そしてその0.182秒を約6秒まで引き伸ばして再生し、スローモーションならではの面白さを競う「おもスロ芸人選手権」。先月にはTBS「キングオブコント2016」で見事優勝を果たした「ライス」と、惜しくも準優勝だった「ジャングルポケット」がこの動画を公開し、ライバル心をむき出しにしていた。このたび新たに「しずる」と「尼神インター」が参戦、四つ巴となって火花を散らしている。
先月公開された動画では、ジャングルポケットが「マシュマロパチンコキャッチ」を、ライスが「シャンパングラスタワーのテーブルクロス引き」などに挑戦して、0.182秒というまさに一瞬に笑いを凝縮していた。
今回、しずるも尼神インターも数本ずつおもスロ動画を公開している。しずるの村上純は「ライスはね! 同期なんですよ!」「もう14年ぐらいの仲ですから」と先にこの選手権に参戦したライスについて語り、「先に出たでしょ? この動画に。出たときにめちゃくちゃ嫉妬に駆られましたね」と念願叶っての出演だったことを明かした。そして完成した1本「どっきり炭酸スプラッシュ」では、しずるの池田一真が1.5リットルのペットボトル入り炭酸飲料を1分間で飲み切ることに。だが、池田がフタを開けると、お約束のようにものすごい勢いで炭酸飲料が飛び出す。このド派手な瞬間をスローで見ると、なかなか見応えがある映像になっていて面白いのだ。飲もうとして顔を近づけていたため池田の前髪や服は泡で濡れ、ボトルの中にはもう半分しか残っていない。
そして尼神インター(誠子・渚)の「ずぶ濡れ! 顔面水風船」は、渚から「これで最高のおもスロ動画が撮れるねん」と説得されて、顔の上で水風船を割ることを了承した誠子。ほんの一瞬で風船が割れて水が誠子の顔面に落ちるが、スローならではの面白さがあるのが醍醐味だ。「鼻に入った、鼻に入った」と騒ぐ誠子。「最高のやつが撮れた!」とテンションを上げる渚に対して、誠子は水に濡れた体をこすって「寒い…」と辛そうだ。