6.ささやかな時間を大切にしてください。寝る前や本を読んであげている時、一緒にご飯を食べている時、のんびり過ごしている日曜日など、私はそうした息子とのささやかな時間が一番恋しいです。
7.バイバイする時に、子供に必ずキスしてあげてください。忘れたら戻ってしてあげてほしい。そのキスはもしかしたら最後になる可能性だってあるのです。
8.つまらないことを楽しみに変えましょう。買い物に行く時も車に乗る時もお店まで一緒に歩く時も、子供とジョークを言い合ったりして笑って過ごしましょう。人生は短いものです。子供と一緒に楽しまないなんてもったいないことです。
9.どんな小さなことでも、子供の成長記録をつけてあげてください。子供が発した面白い言葉や可愛らしい仕草などどんなことでもいい。私たちは息子が亡くなってから息子の全てを覚えていたくて記録をつけ始めました。あなたが年老いてその記録を見た時に、あなたにとって子供と一緒に過ごした時間がかけがえのないものだったと知ることができるでしょう。
10.子供と一緒に暮らしている親御さんへ。どうか子供が寝る前におやすみのキスをしてあげてください。一緒に朝ご飯を食べて学校まで一緒に行ってあげてください。子供が大学に行く時や結婚する時もどうか温かく見守ってやってください。それができるということはとても恵まれているということなのです。そしてあなたはその一瞬、一瞬を決して忘れることはないでしょう。
リチャードさんは妻のジェンさん(38歳)との間に2人の子供がいる。ヒューイ君の死後に生まれたヘニーちゃんは、兄に会うことは叶わないが愛溢れる両親のもとで元気に育っているようだ。リチャードさんはヘニーちゃんの成長記録もしっかり残すことをFacebookでも綴っている。
リチャードさんのアカウントには「愛する子供を失った辛さは想像を絶する痛みだと思う。でもこの投稿はとても美しくてインスパイアされた」「すごく感動した。伝えてくれてどうもありがとう」「あなたの言うことは真実だね。あなたはヒューイ君にとってきっととても素晴らしい父親だったと思う」「確かに子供には『ちょっと待って』って言ってしまうけど、子供との時間を大切に過ごさなきゃだめだね」「とてもパワフルで美しいメッセージ。ヒューイ君のご冥福を祈ります」といった声が相次いでいる。
画像は『Richard Pringle 2017年8月23日付Facebook「The 10 Most Important Things I’ve Learnt Since Losing My Son」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)