ダイアナ妃の交通事故死から、間もなく20年。当時は15歳だった長男ウィリアム王子も結婚し2児の父となったが、妻と子ども達が母ダイアナ妃に会えなかったことが今でも残念でならないという。しかしウィリアム王子は子ども達に「お前達にもお祖母ちゃんは2人いるんだ」といつも言い聞かせているのだそう。その2人とはキャサリン妃の母と、自身の亡き母ダイアナ妃のことであった。
このほどウィリアム王子が、新ドキュメンタリーの中で「子ども達には“祖母ダイアナ”について常々話して聞かせています」と明かした。
「今は、以前よりもっと母ダイアナの写真を家に飾っています。そして母の話もするようにしているんです。」
「辛いですよ。妻キャサリンは僕の母に会えませんでしたから、子ども達に詳しく話して聞かせることができません。だから僕がジョージとシャーロットを寝かしつける際に、母の話をね。そして祖母は2人いるんだと思い出してもらうのです。僕の母がどのような人物だったか。それを知ってもらうのは大事なことですから。」
ちなみにもしダイアナ妃が今も生きていたら、どのような祖母になっていたのだろうか?
「そうですね、きっと悪夢のようなお祖母ちゃんだろうな…ええ、きっとね。孫を溺愛して、会いに来たことでしょう。お風呂の時間にね。そしてあたりを泡だらけにして楽しませて、そこらじゅうをお湯でびしょ濡れにするのでしょう…そして帰ってしまう。そんなお祖母ちゃんになっていたと思います。」
元は父の不倫相手で、ダイアナ妃の死後に正妻の座についたカミラ夫人については「祖母」にカウントしておらず、今は「母ダイアナの育児を参考に、しっかりと子ども達と時間を過ごすよう努力しています」ともウィリアム王子は語った。