英国のみならず世界中の多くの人々に愛されたダイアナ妃は、約20年前にフランスで事故死した。その死に大変なショックを受けた息子2人(ウィリアム王子&ヘンリー王子)もすっかり成長し、今はダイアナ妃のチャリティ精神をしっかりと受け継ぐ立派な王子として国民に寄り添っている。その2人がドキュメンタリー番組で亡き母への思いを激白したが、ヘンリー王子はダイアナ妃との最後の電話を回顧した。
故ダイアナ妃に焦点を当てた新ドキュメンタリー『Diana, Our Mother: Her Life and Legacy』について、ウィリアム王子とヘンリー王子は「こんなにじっくり母について語ることはもうないでしょう」とコメント。また母が亡くなる当日にかけてきた最後の電話を振り返り、あっという間に切ってしまったと述べ後悔をにじませた。当時の王子達は15歳と12歳で、電話があった日はイトコ達との遊びが楽しく、母親とお喋りをするどころではなかったというのだ。これにヘンリー王子はこう明かしている。
「あれが母との最後の会話になると知ってさえいれば…。」
ヘンリー王子のショックはあまりにも大きく、母の死について考えることすら拒否していた彼が悲しみの涙を流したのは2回きりだという。「1度は母の死後ほどなくして墓地を訪問したとき」という王子は、「まだまだ悲しみを抱えたままです」とも告白している。