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今年20周年を迎えた音楽デュオ「ゆず」(北川悠仁、岩沢厚治)が17日、都内にて開催された取材会に出席した。今月リリースするベストアルバムと5月からスタートするドームツアーについて、そして20周年への思いを、ゆずの2人が報道陣からの質問に答えていく形でたっぷり語った。
北川悠仁は、10周年、15周年は点“、”のようだったが「20周年は丸“。”の感じがして、一区切り」「初めて振り返ったり、自分たちがやってきたことを褒めてあげるような20年になっています。その感謝の気持ちを込めて、ファンの皆さまとゆずの実を味わい尽くせたらいいな」と20周年への特別な思いを表現した。岩沢厚治は「体感的にはもう20年かという思い。割といろんなことをやってきたなという感じ。年齢もハタチから40になって人生の半分ゆずだったんだな」と感慨深そうだ。
そんな20年間の集大成とも言えるオールタイム・ベストアルバム『ゆずイロハ 1997-2017』が4月26日にリリースされる。北川は「スタッフが調べてくれたら(これまで作った楽曲が)255曲ありまして、正直どれも思いを込めて作ってきた作品なので、ベストにするのに悩みました」と選曲の苦労に触れてから、同アルバムについて「『夏色』と『栄光の架橋』しか知らなかったけど、ゆずってこういうグループだったんだという手引きになったらいいな」とアルバムへの思いを明かした。