このほどハリー・スタイルズがラジオインタビューに応じ、21歳の誕生日を振り返りこう語った。

「21歳の誕生日に、アデルにアデル本人のアルバムを貰ったんだ。『21』ってアルバムだよ。」

ちなみにアデルのアルバム『21』は多くの国々で初登場1位という快挙を成し遂げた。グラミー賞を獲得するなどして業界からも高く評価され、アデルはこのアルバムリリースを機に本格的な実力派歌手として世界的に認められるようになったとも言える。よってアデルは「あなたも21歳。しっかり努力し頑張るのよ」という気持ちをこめて、ハリーに激励の言葉をかけたという。

「そう、アデルにこう言われたんだ。『あたしは21歳にしてかなりクールな仕事をこなしていた。アナタもしっかり頑張ってね』ってね。」

そんなハリーは陽気でフレンドリーな性格、また礼儀正しさも手伝って業界の友達が多く、デヴィッド・ベッカム、シンディ・クロフォード、ケリー・オズボーン、シエナ・ミラー、エルトン・ジョン、ジョニー・デップとも親しいのだそう。中でもジョニーはハリーに「スーパースターゆえのプレッシャーに負けない方法」などを伝授したといい、またクリント・イーストウッド監督は役者業に意欲を見せた彼に「アクションヒーローの体格になるまで鍛え上げろ」とアドバイスしたという。

その後ハリーは映画『Dunkirk（原題）』に出演し本格的な役者デビューを果たし、音楽の分野ではソロシングルのリリースで抜群の歌唱力を披露したばかりだ。実力派歌手アデルの「しっかり頑張れ」という励ましも、ハリーの飛躍を後押ししたのかもしれない。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）