『Fox News』ほかが伝えたしたところによれば、児童ポルノ禁止法違反につき逮捕されていたのは米陸軍大佐であったペンシルベニア州カンバーランド郡カーライルのロバート・J・ライス（58）。このカーライルという町には、優れた幹部を育成してきた「米国陸軍戦略大学（U.S. Army War College）」があり、ライスはそこの教官を務めていたという。

ところが2010年8月から2013年1月にかけ、インターネットを通じて大量の児童ポルノ画像を取引きしていることが発覚し、ライスは今年5月の大陪審を経て起訴されていた。このほどその裁判が州都ハリスバーグの連邦裁判所で結審し、クリストファー・C・コナー判事は被告に懲役12年、その後は10年間の監督付釈放の判決を言い渡した。また5,100ドル（約60万円）の罰金支払いも命じられたという。

ライスはすでに軍法会議にかけられ、昨年10月に懲役48か月の実刑判決が言い渡されたことから、現在はカンザス州のフォートレブンワースにある陸軍・軍事刑務所で服役中である。37年間も軍に携わってきたものの、ライスは2013年の逮捕直後に懲戒免職となっている。

出典：http://fox43.com
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）