生理に関する調査は、現役受験生と受験経験者104人（高校受験または大学受験を控えている女性52人、直近1年間に高校受験または大学受験を経験した女性52人）を対象に、昨年11月にWEBにて実施された。

まず「生理中、学校生活で困るのはどんなときですか？」と聞いたところ、最も困る人が多かったのは「宿泊行事のとき」で82.7％。これについては泊まりでの合宿や旅行の際に「突然、生理が起こりナプキンを持っていなかったので苦労した」という意見もあった。2番目に多かったのが「テストのとき」で68.3％、続けて「教室での授業のとき」が67.3％、「運動会のとき」が60.6％という結果に。学校では「休み時間が短いのにトイレが混んでいると（ナプキンを）替える時間がなくて焦る」という声も見られた。

そして、学生にとって進路を決める大事なイベント「受験」について「受験勉強中や受験当日に、生理が原因で集中できなかったことはありますか？」との問いには、「受験勉強中に集中できなかった」が64.3％、「受験当日に集中できなかった」も62.5％とどちらも6割を超えた。このような経験があるからだろう、「受験勉強中や受験当日に生理が重なることを心配したことはありますか？」との質問にも「ある」と回答した人が63.5％いた。生理による体調不良や不快感は、受験する女子中高生にとって悩みのタネになっていることが少なくないようだ。

この調査を実施した花王では、現役受験生の娘を持つ母親に向けて「ロリエ　お守りサンプルセット」（http://www.kao.co.jp/laurier/victory_cp/）を10,000名にプレゼントする。お守りをかたどった袋に、生理用ナプキン「ロリエ」シリーズから4種類を各1枚、計4枚を封入したセットだ。女性の先輩として母親から娘に「受験頑張ってね」の言葉と一緒に渡すと、緊張している娘もいくらかリラックスできそうだ。
（TechinsightJapan編集部　高沢みはる）