ツアー中止後の緊急入院とあって、音楽業界の人々から「損害を補填すべく保険金がおりるよう、わざと入院までしたのでは」と噂されたカニエ・ウェスト。しかし彼の精神状態は想像以上に悪いらしく、一時は酷い妄想ゆえに医師に触れられることすら拒否していたという。そんな彼に付き添う妻キム・カーダシアンにつき、ある情報筋は『Us Weekly』にこう話している。

「キムは本当によく尽くしていますよ。彼女にも分かっていたんです、あのような状態のまま（仕事を）続けるのは無理だとね。キムはずっと彼の側にいますよ。食事の世話をしたり、寄り添ったりしてね。」

ちなみにカニエは過去にも奇行が多く、それでも周囲の人々は「カニエはこういう人」として気にしていなかったのだそう。しかもキムがいれば状態はすぐに良くなったという。だが先月、キムはフランスにて強盗集団に襲われて引きこもり状態になってしまった。よってカニエはツアー中もキムに頼れず精神状態が悪化してしまったようで、ある情報筋はメディアにこう話している。

「予定ではキムがツアーに同行するはずでしたが、キムは行けなかった。だから今回のカニエはすぐに回復しなかったんです。」

キムは感謝祭の日も数時間カニエに付き添い、その後自宅に戻り家族と食事をしたという。今はカニエが回復することを願っており、「強盗事件後に支えてくれた彼を、今度は私が支えたい」という気持ちでいるそうだ。なお幼い長女、長男はカニエを見舞っておらず、「パパは遠くに行っている」と信じて自宅で待っているもよう。可愛い子供達や愛情深いキムのため、カニエは復帰をめざして病院で静養している。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）